水虫&爪水虫を撃退しよう

手の水虫、手白癬

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(出典:http://kisakata-hifu.com/)

手に生じる水虫<白癬菌(はくせんきん)感染症>で、手白癬にかかっている人は全水虫患者の3%程度です。
3%となると少なく感じるかもしれませんが、ページ「水虫とは?」でもお伝えしているとおり、水虫患者は1500万人前後いるとも言われていますから、45万人前後もの人が手白癬を患っている可能性があり、これは決して少ないとは言えないでしょう。

手白癬になる原因

手白癬は、本人の足白癬からうつることが原因であることが多く、足白癬を適切に治療せず、足白癬を放置していることが最大の問題です。ただ、足白癬より治りやすい水虫のタイプなので、早期発見・早期治療を心がけましょう。

手白癬の症状

手白癬は片手だけに生じることが多く、鱗屑(りんせつ)<皮膚の表面からはがれかけている角質>を伴う角化傾向のある紅斑(こうはん)を示します。小水疱(しょうすいほう)を伴うこともあり、かゆみは軽度です。手の皮膚炎で最も多いのは手湿疹で、ほとんどの場合、両手に病変を生じます。したがって片手の時は手白癬の疑いがあります。

手白癬の写真

上の文章だけではわかりにくいかもしれませんので、写真をご覧になってみてください。

手白癬の画像一覧はコチラ

手白癬の治療

手白癬は,見た目では手湿疹や主婦湿疹と区別できないことがありますので、面倒だからといって自己判断をせずに、病院で検査をするのが、適切な治療への第一歩です。

検査と診断

では、病院(皮膚科)に行くとどんな検査が待っているのでしょうか?

アナタの手の皮膚を採取し、顕微鏡で検査します。専門用語では、直接鏡検といい、KOH法で行います。手白癬は足白癬より菌要素を検出しやすいので、わずか数分で確定されると思います。

ただ、自分の手から、爪を含めて体のほかの部位へ伝染しているかもしれないので、全身のチェックをしてもらうことをオススメします。

治療の方法

外用療法を行います。つまり、塗り薬を塗って治療するということです。

【注意】ステロイド系の軟膏を使うと手白癬は悪化する

ひとつ注意してほしいのは、手白癬をただのひび割れやあかぎれだと勘違いし、炎症を抑えるステロイド系の軟膏を使用してしまうと、逆に水虫菌(白癬菌)の活動が活発化し、症状が悪化してしまう原因になってしまうということです。

参考:http://www.sakuhp.or.jp/pharmacy/mizumusi/mizumusi.htm

日常生活でのケア

・清潔を心がける。(毎日入浴し、石鹸でよく洗う)
・洗ったあとは水分をしっかりふき取り、しっかり乾燥させる。
・バスマット、タオル、スリッパなどを共用しない。(洗濯物からうつることはありません)
・通気性のよい靴下、靴を履く。靴を履く時間をできるだけ短くする。

水虫と自己判断している患者さんの約40%が水虫ではないといわれています。表で示したように今は薬局で簡単に医療用と同じ成分の薬を買うことができます。しかし、それが水虫ではなかった場合、水虫薬をつけても治らないのは当たり前ですし、逆に症状が悪化する場合もあります。正しい治療をするためには、皮膚科専門医による診断が必要です。

 

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